日大アメフト騒動から三大炎上会見レジェンドの内容を振り返って見よう!

こんにちは、ケンです。

日大アメフト部の反則が大きな騒動に発展しています。

スポーツ界を揺るがす反則であったこともありますが、それ以上に日大側のお粗末な対応が火に油を注いだのではないでしょうか。

油じゃないよ、ガソリンだよとか水素だったよとか色んな比喩表現も飛び出しています。

ネットでは日大の会見、野々村議員の号泣会見、船場吉兆のささやき会見をあわせて三大炎上会見と呼ぶ声もあります。

そこで今回は、

日大の会見と共に、三大炎上会見を振り返り、謝罪会見を失敗しないための学びを考えたいと思います。

それでは見ていきましょう(*^^*)!

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日大アメフト部・炎上会見騒動の内容

騒動の始まり

2018年5月6日:関西学院大学 VS 日本大学の試合で

日本大学・宮川選手が、関西学院大学QB(被害者)奥野選手に対し、危険なタックルをして全治3週間のケガを負わせました。

プレーに関わってない選手に対しタックルに行ってます。つまり被害者にしてみれば不意をつかれ受け身をとることが出来ません。

ルールもへったくれもありません。

その後実名を公表した宮川選手による立派な会見がありました。

  • 監督・コーチの指示があり、反則を犯したこと
  • 故意にケガを負わせたこと
  • 「やらなきゃ意味ない」と監督・コーチから念押しまでされたこと

以上について正直に謝罪し告白していました。

にもかかわらず・・

日大側の登場人物

  •  内田正人元監督(すっとぼけてるようにみえる)
  •  井上奨( つとむ)コーチ ←変なビデオ疑惑がでる
  •  日大広報部の米倉久邦氏「日大ブランドは落ちません!」

 

この3人に共通してるのは危機感のなさ。

仮に日大が2019年以降も存続したとしても、2019年の入試で、日本大学の受験生は大幅に減少するのではないでしょうか。

定員割れの学部と大幅な偏差値の低下は免れ得ないのでは。

将来どうなるかわからない大学に子供をいかせたいと思う親はいるんだろうか。

内田正人元監督、井上奨( つとむ)コーチ、日大広報部の米倉久邦氏が会見で言ったのは、

  • ① 宮川選手に指示はしていない。(宮川選手の会見は少なくとも誇大表現)
  • ② 反則は宮川選手の勘違い。
  • ③ 去年はオレの指導で優勝した。
  • ④ 勘違いさせたのは謝罪します。
  • ⑤ 反則プレーについては全く見てないし知らなかった。

はっきり言ってすべて疑わしいですが

① ②が仮に本当だとしても、

  • 奥野選手だけでなく宮川選手に対して真摯に謝罪してるように見えない
  • 指導そのものが間違ってたというより宮川選手の勘違いのせいと言い切った
  • 試合でファール取られて、15ヤードバックされたのに反則プレー見てなかったと主張

以上疑わしい事だらけで、信用できない。

そして広報部の発言

「日大ブランドは落ちてません!」

「2時間以上も質問聞いてもしょうがない!」

この危機感のなさ。日大の存続がかかってると思うんですが・・。

仮に100歩譲って宮川選手が嘘を言ってたとしても、日本大学の存続をかけた会見には到底見えませんでした。

当事者(トップ)に危機感がないという意味では過去最高クラスの衝撃の会見ではなかったでしょうか。

船場吉兆「ささやき女将」

2007年10月に老舗料亭であったが、食品偽装が発覚。


謝罪会見で息子に対し

「大きい声で」

「頭が真っ白になった(といいなさい)」

とか、カメラ回ってる前で、堂々と口裏を合わせようとした。

ある意味「神」。

ドリフのコントや吉本新喜劇みたいでした。

息子を溺愛してるんだろうけど、おもしろすぎる。

さすが大阪の親子やなー。

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世界に衝撃を与えた野々村議員の号泣会見

野々村さんは西宮市会議員の時、

195回有馬温泉等に出張したとして政務活動費913万円だまし取ったとして刑事告訴され、

懲役3年、執行猶予4年の実刑判決を受けた。

その時の会見がこちら。

大胆不敵な号泣っぷりに

「お笑い芸人よりおもしろい」

「これを超える会見は現れない!」

とかネットで話題になった。

世界にも衝撃を与え、英BBCのトップを飾り、アメリカ、フランス、スペイン、イタリア、中国、アラブ諸国で紹介されました。

世界に衝撃を与えたという意味では、野々村竜太郎氏の記者会見がトップでしょう。

「彼は恥を知らないのか?」

とか

「彼は議員になることに失敗したけど、世界的有名人になれたね。」

とか世界中からコメントが付きました。Youtuberになれるのでは?

炎上会見に学ぶ会見の危機管理

今までの炎上会見をみると、共通点が見えてきます。

  • 嘘をついてる又はついてるように見える。
  • 自分を偉いんだ的な自慢に取られる言動をする
  • 疑わしいと取られる部分について詳しく説明をしない。
  • 質問に対して的確に応えない

炎上を最小限に食い止めるにはどうするべきか?

  • 何があったのか詳細に話す。
  • 質問に的確に答える
  • 謝罪する相手にはひたすら謝る
  • 自分を美化したり自慢と取られる言動はしない

実行するのが難しいけど、ピンチのときはやるしかないですね。

まとめ

三大炎上会見はどれも味わい深いものがありますが、

  • 日大会見:危機感のなさが衝撃的!
  • 船場吉兆会見:カメラの前での口裏合わせがコント的
  • 野々村氏会見:最初はおもしろ会見だったが、世界に拡散したという意味で地球規模にスゴイ!

日本という枠を飛び出したという意味で野々村氏の会見がダントツでスゴイと思います。

最後までお読み頂きありがとうございました。



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