ハロー、ケンです。
日本で先祖代々から受け継がれてきた伝統の一つに、お正月飾りがあります。
昭和生まれの私の家でも祖父と祖母が年末にしめ縄を玄関、車につけていたのを思い出します。
年末年始は子供心に、お祭りみたいで、うれしい気持ちになっていました。
と同時に疑問がわいてきた。
- 正月飾りってなぜ飾るの?意味と由来は?
- 正月飾りの種類が知りたい!達磨は含まれる?
- 正月飾りはいつからいつまでつけるのがいいとされてるの?
- 正月飾りを飾ってはいけない日があるって本当?
色々な疑問について、調べてみました。
それでは見ていきましょう(*^^*)!
正月飾りの種類が知りたい!達磨は含まれる?
正月飾りの種類は?大きく分けて7種類ありました。順番に見ていきましょう。
①門松・松飾り
一戸建て、マンション、神社の前にたってますね。
②注連飾り(しめ飾り)・注連縄(しめなわ)
神棚、玄関、車、バイク他についてますね。祖父が生前私の自転車用にもくれたっけ。
③玉飾り
家につける飾りですね。
④餅花(もちばな)
⑤輪じめ
しめ縄を輪にしたもの
⑥床の間飾り(床飾り)座敷飾り
床の間に置く正月専用の飾り。ここまですると壮観ですね。
あと達磨さんとか、掛け軸とかも飾ったりします。子供のころ、祖母がよく達磨さんを飾ってました。
⑦鏡餅(かがみもち)
正月の定番。でも鏡餅のお餅はあまりうまくないんだよなあ。
お正月飾りの意味と由来
実はお正月飾りには由来があり、一つ一つ意味があります。
お正月に飾りをつける意味と由来とは?
日本では、古来から年神・歳神(としがみ)様を正月に迎える風習として行われてきました。
年神信仰は、紀元前までさかのぼります。
古事記で須佐之男命(スサノオノミコト)と神大市比売(かむおおいちひめ・大山津見神の娘)の間に生まれた大年神(おおとしのかみ)とか。
それから時を経て、地域によっては祖先信仰とも結びつき、年神様と祖先の霊を迎えるために正月飾りをするようになった。
つまり、「神様ー、私の家はここですよ!」という目印に飾り付けをするんですね。
神様が一人だと近所同士で喧嘩になるので、
各家の祖先をそれぞれ神様として迎え入れ、「家内安全」「五穀豊穣」の福を持ってきてもらえば、村中みんな幸せになれる
からともいわれています。
なんとも日本的な平和でゆるーい発想ですね。
そして我が家でもなぜか年末墓参りに行きます。先祖代々受け継がれてきたのですね。
正月飾りの準備はいつから?飾ってはいけない日があるって本当?
Q:正月飾りの準備は2020年はいつから?
A:現代では、特に決まっていません。江戸時代は12月13日
※正月飾りを飾って引けない日は下を参照
時間のある時に買いに行ったり、作ったりして準備すればいいでしょう。
江戸時代は、例年12月13日が「正月事始め」と言われ、門松の竹や飾りに使う道具等を山に獲りに行きました。
縁起を重視すれば、
- 2019年は12月15日、21日が大安吉日
- 2020年は12月15日、21日、27日が大安吉日
Q:飾ってはいけない日があるって本当?
A:本当です。12月29日と31日
12月29日は「9」=「苦」ということでやめた方がいいといわれていますし、
12月31日も「一夜飾り」といって正月のギリギリ前日に飾るのは、年神様に失礼だと考えられていました。
現代においては若い人たちはあまり気にされていないようですね。
飾りを自作してオリジナリティを出してるのって素敵ですね。
正月飾りはいつまで?
正月飾りは、私の家では、1月7日ころに外してました。そして近所の神社で焼却してもらってた記憶があります。
Q:正式には正月飾りはいつまで飾るべきなんでしょうか?
A:1月15日(小正月) 又は 年神様がお帰りになる1月20日(二十日正月・鏡開き)
俺んち間違ってんじゃん。。母ちゃんせっかちだからなあ。
但し、江戸時代に3代将軍家光公が逝去されたとき江戸に1月7日で飾りを外し、1月11日に鏡開きをするように御触れがでたんです。
その結果、関東では1月7日に飾りを外す風習が残ったとか。
関東の人は徳川びいき、関西人は豊臣びいきなんですね。
画像は豊国神社にある豊臣秀吉公。
まとめ
- 正月飾りは、12月29日、31日以外に始めるといい。
- 飾りを外すのは、1月15日、20日、7日(特に関東)
なんか徳川家光公とか懐かしい名前が出てきました。日本は歴史が長い分いろんな経緯を経て文化が受け継がれてきたんだなあ。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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