イエレン議長の任期や経歴は?利上げはあるの?そしてトランプとの仲は?

 今日は、私の憧れの女性である第15代連邦準備制度理事会議長ジャネット・イエレンさんについて書いていきたいと思います。FRB初めての女性議長です。キャリアウーマンの鏡ですね。イエレン議長は話方が穏やかで瞳が綺麗なんですよね。凄く誠実な印象で金利を調整して物価を安定させる中央銀行総裁にピッタリだという感じがします。

2017年9月現在イエレン議長の任期は2018年2月までです。

但しもし再任されれば2022年までの4年間任期は延長されます。

現在イエレン議長の後任について様々な名前が挙がっています。ゲーリー・コーン国家経済会議(NEC)委員長(金融規制撤廃派)等ですが、私としてはイエレン議長(規制擁護派)の再任を希望しています。

サブプライムローン危機から始まったリーマンショックは記憶に新しいところですが行き過ぎたレバレッジを規制するトッドフランク法を撤廃するのは間違いだと思います。もう二度とリーマンショックを起こさないための法律なんですから。

規制を擁護する立場のイエレン議長は良識派でしょう。

イエレン議長の経歴は、名門イェール大学で博士号を取得し、ハーバード大学助教授を経て、1994年にFRB理事に就任し(クリントン政権)、2014年にFRB議長に就任しました(オバマ政権)。リーマンショック等を乗り切ったFRBスタッフなんですね。

家族は夫がなんとノーベル経済学賞を受賞したジョージ・アカロフ氏で息子はマサチューセッツ工科大学で博士号を取得して大学助教授をしているそうです。

凄すぎる一家ですね。夏休みのラジオ体操皆勤賞を自慢にしている私とは・・・。比べることがまちがいですよね。

利上げはあるのでしょうか?9月はどうでしょうか?

おそらく9月から連銀持つ「保有債券の減少」が始まると考えています。同時に利上げもするかな?というのが個人的見解です。おそらく様子見するのではと考えています。つまり9月ではなく12月かなと考えています。

最近噂になってるトランプ大統領との関係については、うまくいってるんでしょうか?

トランプ大統領は元々不動産屋ですから、低い金利で緩い審査で銀行にお金を貸して欲しいので、金融規制法(トッドフランク法)が目障りで金融規制撤廃派をFRB議長にしようと画策しています。

この点でイエレン議長とは立場を異にしています。先日イエレン議長はツイッターで金融規制を撤廃(大幅改正)するのはまちがいだと発言していました。トランプ大統領の方針には従わないと意思表示しました。

トランプ政権はイエレン議長の後任にゲーリー・コーン氏(元ゴールドマンサックス社長)を考えましたが、コーン氏に拒否されています。

後任が決まらなければ再任もあり得ますので、トランプ政権と対立しつつもイエレン再任の可能性も残されています。つまりお前は嫌だけど、「他にいないから再任でいいや。」ってこと。

私にとってトランプさんって大阪の不動産屋っていうイメージなんですよね。皆さんはどう思いますか?

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