こんにちは、ケンです。
先日アマゾンでリュックを購入したんですが、ついでに書籍ランキングを見てると、HUNTER☓HUNTER36巻やキングダム52巻を押さえて第一位に
「日本国紀」なる本を発見。
「新たな歴史人気漫画が誕生したのか?」と思いクリックすると、なんと活字の歴史本だった。漫画が上位を占めるランキングの中で未発売の本が1位?
きょうび歴史本なんて人気になるの?でも気になる・・・
作家の名前は「百田尚樹」さん。調べてみるとなんと探偵ナイトスクープの放送作家さんやん。ワタシ的伝説の番組第1位。そらアマゾン1位にもなるわ。
さらにネットで画像見ると、スキンヘッド・・。やばい人?それともよしもと新喜劇のぽこぽこヘッド系?
とにかく俄然興味をそそられた私。
よし買うぞ!漢字苦手なんだけど、頑張って読むぞ!
そして平安時代から鎌倉時代でなぜか涙が出てきてしまったよ。
こんな立派な人達が日本にいたのかー。ポテチ食いながらPUBGやってる場合とちゃうなー。
いやドラえもんとか読んで、原始人って野蛮な人ってイメージあったんですが、1000年以上前の人が、命をかけて国を救った話とかヤバイ!感動(はぐれ刑事純情派以来)!
そこで今回は、
- 日本国紀の要約(あらすじ)を解説
- 日本国紀を読んだ感想
- (日本国紀よんで)私の好きな偉人ベスト10はこれだ
- 偉人のキャッチフレーズも考えてみた
それでは見ていきましょう(*^^*)!
Contents
日本国紀の要約・あらすじはこんな感じ
要約すると、日本の歴史を古代(縄文時代)から2018年くらいまでさらっと書いています。驚いたのは最近の出来事も書いてあること。
例えば最近ワイドショーで話題になった事件や憲法改正論議まで書いてます。
ざっと一万年の歴史を505ページで書いてるんだから、詳しくはない。でも視点がおもしろかったし、複数説書いてる部分もありちょっと歴史に詳しくなった気分を味わえるよ。
例えば、シーボルト=オランダのスパイ説とか定番の邪馬台国の畿内説、北九州説とか。で百田氏が北九州説をとった論拠も書いてあってコンパクトでも面白い。
私個人は関西人なんで、畿内説であってほしいと思ってるけどね。
基本的に文の構成は、
- 歴史の事件や出来事
- そこから浮かび上がる背景や当時の日本人の暮らし
- 百田氏の見解
この3つの切り口で淡々と歴史的事件・出来事を振り返る感じ。
とにかく歴史本は漫画しか読んだことのない私でも読破できたよ。
あとがきは編集者の有本香氏でした。調べてみると有本香氏もベストセラー作家みたいですね。だから私の頭でも読みやすかったのかな。
あとちょっと歴史のエッチな部分もあるのかと期待したんだが、全くなし。そこは期待しないように。
日本三大美女とか出てきませんからっ!
逆に言うと子供でも読める本ってことやな。
家族で回し読みできて、好きな偉人は誰?とか話し合うと面白いかも。
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日本国紀を読んだ感想
日本国紀を読んでまず最初に頭に浮かんだのが、
「過去の結果としての歴史ではなく、未来の原因としての歴史を考えよう」
この言葉というかメッセージを強く感じました。
歴史に登場する日本人が未来を変えるために行動を起こし選択した。その行動や選択が歴史を作ったし、今を生きる私達は歴史を学び未来を切り開いていかないといけない。
私はそう強く思いましたし、著者のメッセージを感じました。
私も売上を上げるスキルをもっと身につけ日本経済に貢献したいと思わせてくれたよね。頑張らなあかんなー。
その他の感想は
- よく505ページで1万年分書けたなあ。
- ツイッターとは対照的
- 文章が平易で読みやすい
- 一押しは鎌倉時代、室町時代の武士と公家の哲学が食い違うところ
よく505ページで1万年分書けたなあ。
さすがベストセラー作家、すぐ読めたよ。ぶっちゃけ挫折してブックオフに売りに行くかもって思ったんですが、505ページ楽勝でした。百田尚樹氏のわかりやすくまとめる才能に脱帽。
ツイッターとは対照的
ツイッターみたり、ナイトスクープの放送作家って聞くと、阪神ファンのヤジみたいにボロクソ書いてる部分もあるのかと思ったんですが、平和的でした(笑)。歴史上の人物に対する批判はほとんど感じなかった。
スキンヘッド=ヤバイ人って第一印象持ってごめんなさい。
むしろ登場人物に敬意を払ってるのを感じた。意外と優しい紳士的なお父さんなのかもね。
文章は平易で読みやすい
難しい四字熟語とか少なく子供でも読めるし学校の図書室にもおける本だなと感じました。
一押しは鎌倉時代、室町時代の武士と公家の哲学が食い違うところ
本を読み終えてみて、日本の歴史で偉人って多かったんだと心から驚きました。歴史といえば三国志と信長の野望しか知らんかったけど鎌倉時代・室町時代とかゲームにできるんちゃうの。
公家や武士の権力闘争も面白いし、刀伊の入寇や元寇のときの武士と公家の対応の違いとか。公家は観念的、武士は物質的に哲学したんだなとか個人的にすごく面白かった。
幕府、公家、庶民の生活がお互いに影響を与えて歴史が動いていくさまが面白く感じました。
学校の教科書だと断片的情報過ぎて歴史嫌いだったんで、ゲーム以外の情報を獲得できました。
日本国紀・私の好きな偉人ベスト10はこれだ!キャッチフレーズも考案
日本国紀を読んで日本に偉人がいっぱいいた事を知った私が、勝手にランキングして見ました。さらにキャッチフレーズも考えてみたよ。
キャッチフレーズから誰か予想してみてね。
第10位:先制的自衛権
天智天皇(てんじてんのう)・中大兄皇子
良い悪いは置いといて、やられる前にやったから。大化の改新で蘇我氏を滅ぼして宮廷内の争いを収めた。
第9位:真昼の太陽
崇神天皇(すうじんてんのう)
第10代の天皇で、畿内統一して日本国の力を盤石にした。近畿統一ということは私の先祖もこの時代に日本人となったんやね。
第8位:日本の夜明け
神武天皇(じんむてんのう)
日本国の創始者。初代天皇。最初はなんでも偉大です。ラーメン屋やいちご大福でも「元祖」「本家」は偉大やもんね。
第7位:「今日から俺は!!」
藤原隆家(ふじわらのたかいえ)
刀伊の入寇(女真族の日本侵略)を防いだ。元ヤンキーが日本を救う。若い頃は手のつけられない暴れん坊だったそう。でもピンチになると救世主に変身ってのがかっこいいなー。めっちゃモテたんちゃうかな。
第6位:日本のスイートハート
仁徳天皇(にんとくてんのう)
税金ゼロなんて優しすぎるよ。明治ミルクチョコレートより甘いよ。消費税10%とか言ってる政治家は、爪の垢を煎じて飲むべき。
第5位:日本の盾(イージス)
北条時宗(ほうじょうときむね)
蒙古襲来(もうこしゅうらい)から日本を守った。撃退後に若くして亡くなる。
第4位:ミラクルネゴーシエーター
勝義邦・勝海舟のこと
江戸無血開城を成し遂げた奇跡の仲介人。どれほどの命を救ったんだろう。ナポレオンや関ヶ原で勝った徳川家康よりすごいじゃん。素直にそう思いました。
第3位:「パーフェクト王子」
これは簡単わかったんちゃうかな。
聖徳太子(しょうとくたいし)
17条憲法で国内をまとめ、遣隋使を送って対外的に安全保障と地位向上を図った。10人の話を同時に聞けたって?私は一人でも難しいのに、天才そしてパーフェクトな人物でしょう。
第2位:シルバーパワー
伊能忠敬(いのうただたか)
江戸時代の平均寿命を超える55歳から暦学を学びはじめ、71歳に日本初の測量地図を完成させた成功者。
この話聞くと勇気もらうわー。伊能忠敬さんのはるか年下の私にもまだまだチャンスは有るじゃん。目指せ年収500万(笑わないで)!
日本国紀読んで一番夢をもらった人物であります。これからは、伊能忠敬さんを目標に生きるよ。
第1位:自己犠牲
大伴部博麻(おおともべのはかま)
唐の国で自らを奴隷として売ったお金で遣唐使の帰国資金を作り、日本政府に唐の日本侵略計画を知らせた。自己犠牲の精神におとんとおかんも泣いた!私も泣いた!1000年以上前にこんな人がいたなんて義侠心に感動。
近代の偉人が少ない理由
近代に入ると、政府は一人の力というより、システムとして動いてるんでいまいちインパクトを受けなかったから。言い方変えると、みんなが一体となってすごいのよ。
まとめ
あらすじ
歴史的出来事を淡々と解説
私の感想
「過去の結果としての歴史でなく、未来の原因としての歴史を学ぼう」
日本国紀・私の好きな偉人
自己犠牲の「おおともべのはかま」さん
今回日本国紀を読んで百田尚樹さんの本に興味出てきました。
明日からも頑張るぞ。とりあえずFXもうちょっとうまくなりたいのでトレーニングに入ります。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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