「逝去」「永眠」「急逝」 の使い方と違いは?例文と類語も調査!身内に使ってはいけないのはこれ

ハロー、最近6歳の甥っ子が漢字検定10級を勉強しだした ケン です。

以前新宿区にある沖田総司逝去の地に行ったとき、

ここが名刀「菊一文字則宗(きくいちもんじのりむね)」の使い手がなくなった所なんや。

剣豪といえど病には勝てなかったのか

となんかさみしい気持ちになりました。

さらにケンは「逝去(せいきょ)」とか「崩御(ほうぎょ)」とか「永眠(えいみん)」とか「急逝(きゅうせい)」とかよく聞くけど違いってなんやろ?

使い方と例文・類語も勉強したいな。

6歳の甥っ子には負けてられんと意気込む私。

ということで本記事では、

  • 「逝去」・「崩御」・「永眠」・「急逝」の意味と違い 身内に使えないのはこれ!
  • 「逝去」の使い方・例文と類義語
  • 「永眠」の使い方・例文と類義語
  • 「急逝」の使い方・例文と類義語
  • 「崩御」の使い方・例文と類義語

以上について調べました。

それでは見ていきましょう(*^^*)!

「逝去」・「崩御」・「永眠」・「急逝」の意味と違い 身内に使えないのはこれ!

まずは意味から比較していきましょう。

  • 逝去:他人の死の尊敬語
  • 崩御:天皇・皇后・皇太后・太皇太后が死ぬことの尊敬語。
  • 永眠:死ぬこと。
  • 急逝:急になくなること(身内にも使える) 

つまり目上の他人がなくなれば、「逝去」

☆注意:「逝去」は身内には使えません。

つまり身内も自分のうちと考えるんですね。

「急逝」「永眠」は身内に使えます

Q:身内がなくなったらどういえばいいの?

A:その時は「他界した」や「死去した」を使いましょう。

それでは、「逝去」「永眠」「急逝」「崩御」それぞれの使い方・例文と類義語を見ていきましょう。

「逝去」の使い方・例文と類義語

逝去とは、他人の死の尊敬語ですから、葬式に参列した際など喪主に対して使ったりします。

他人がなくなった時は、○○様が逝去されたといえば無難です。

逝去の例文

  • 例文①:この度はご主人様のご逝去の報に接し、謹(つつし)んでお悔やみ申し上げます。
  • 例文②:○○様のご逝去を悼(いた)み、謹(つつし)んでお悔やみ申し上げます。
  • 例文③:○○様のご逝去を知り、驚いているしだいです。生前は大変お世話になりました。

逝去の類義語:

  • その1:「亡くなる」→ 尊敬語ではないので身内にも使えます。
  • その2:「死去(しきょ)」→ 尊敬語でないので身内にも使えます。

あと「夭逝(ようせい)」:若くして死ぬことの尊敬語

なんていうのもあります。

「永眠」の使い方・例文と類義語

永眠は死ぬことを意味し、尊敬語ではありません。

身内にも使える反面、他人に使う時は要注意。目上の人は「逝去」を使いましょう。

永眠の例文

  • 例文①:父 ○○○○儀 かねてより病気療養中のところ ○月○日○時○分に永眠いたしました。
  • 例文②:友人○○は、肺がんで年末に永眠した。
  • 例文③:永眠の地(墓の広告等で使われることがある)

永眠の類義語:

  • その1:「亡くなる」→ 尊敬語ではないので身内にも使えます。
  • その2:「死去(しきょ)」→ 尊敬語でないので身内にも使えます。
  • その3:「召天(しょうてん)」→キリスト教プロテスタントで使われる

召天は 天にめされる
永眠は 永遠の眠りにつく

この二つは比喩表現が入ってる点が似てますね。

「崩御」の使い方・例文と類義語

「崩御」は、天皇(てんのう)・皇后(こうごう)・皇太后(こうたいごう)・太皇太后(たいこうたいごう)が死ぬことの尊敬語ですから、実生活で使うことはあまりありません。

新聞や雑誌のニュース等で見ることが中心ですね。

崩御の例文

  • 例文①:天皇陛下が昨年崩御された。
  • 例文②:皇太后さまが崩御されてから、今年で10年になります。

類義語

  • その1:「亡くなる」→ 尊敬語ではないので身内にも使えます。
  • その2:「死去(しきょ)」→ 尊敬語でないので身内にも使えます。
  • その3:「逝去」→尊敬語で身内には通常使わない。

日常会話ではなかなか使うことがない単語ですね。

まとめ

  • 逝去:他人の死の尊敬語
  • 崩御:天皇・皇后・皇太后・太皇太后が死ぬことの尊敬語。
  • 永眠:死ぬこと。
  • 急逝:急になくなること(身内にも使える) 

使う機会が少ないので何かの時に見返せればと思い備忘録として残します。

日本語って難しいね。

最後までお読み頂きありがとうございました。

行ってらっしゃい!

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