損失余命ってなに?わかりやすく教えて?食品一覧も教えて?
WHO(世界保健機関)が、損失余命(Loss of Life Expectancy)という概念で食品と寿命の関係の研究結果を発表しました。
何を食べたら何秒寿命が縮まるか?というのを真面目に研究した結果です。
自然界には毒がかならず存在します。例えば、野菜は虫に食べられないよう防衛本能で毒を分泌しています。人間にとってはごく微量で体に害はないですが、種の保存のための自然界の摂理です。
食物を食べなくても人間は神に召されます。でも食物を食べれば、体は消化吸収にエネルギーを使いますし、ごく微量のばい菌や毒素を取り込んでしまいます。
食べるものやストレスによって寿命が縮まるのが早くなるのではないか?という疑問から損失余命の考えが出てきました(*^^*)。
損失余命とは?
損失余命とは、ある者を食べたり、ある行動をとることでその後の寿命が縮まる確率が高まることです。
わかりやすく言うと、えらい研究者が、これを食べたりこういう行動をとると寿命が縮まりますよという数字を計算したんです。その結果をまとめて、損失余命の論文を作ったんです。
「笑い上戸は長生き上手」っていいますし、笑えば寿命は延びると考えられてます。逆に喫煙やアルコールは寿命を縮めていると言われます。
以下具体的に見ていきましょう。
損失余命 WHO発表のひじき・コーヒー・アルコール等食品一覧
ロースハム1枚 19秒
コーヒー1杯 20秒
ウィンナー 25秒
白米(茶碗1杯) 39秒
軟水1L 59秒
フランクフルト1本 25秒
ひじきの炊き込みご飯 30分
ひじきの煮物 58分
残留農薬・添加物1食 0秒~10秒
放射線被ばく(短時間1マイクロシーベルト) 34秒
受動喫煙 3~11分
ベンゼン 0.16日
ダイオキシン 1.3日
ロースハム、コーヒー、ウィンナーは何となくわかりますね。たばこもフランクフルトもわかります。ハムやウインナーはコレステロールが高いといわれてますね。全部一般的に体に悪いイメージがあります。載っていませんがアルコールも損失余命が間違いなくあります。
以外なのは、白米、ひじき、軟水1Lでしょう。
① 白米
白米の中には米糠(ぬか)に含まれている無機ヒ素の摂取が原因だそうです。という事は、玄米よりも白米の方が体にいいという事になります。
但し損失余命は、欧米中心に研究されてきたと思います。小麦中心の欧米人のDNAと米中心の日本人のDNAは違うと思います。その辺は割り引いて考えるべきと思います。
無機ヒ素とは
農薬、殺鼠剤に使われる毒素で集団食中毒の原因の一つと言われています。かつて和歌山カレー事件でヒ素が使われていました。
② ひじき(イギリス政府は、ひじきを食べないよう勧告を出しています)
ひじきには無機ヒ素の濃度が非常に高く、小鉢1人前で58分の損失余命と言われています。炊き込みご飯(茶碗1杯)の損失余命は、30分です。
③ 軟水1L
ミネラルウォーターにはヒ素が含まれています。軟水1Lの損失余命は59秒です。硬水は59秒以上です。つまり水道水の方がヒ素が少ないです。損失余命が気になる方は、ミネラルウォーターより、水道水を飲みましょう。
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④ 食品添加物と残留農薬
食品添加物や残留農薬は国が指定した基準以下であれば、健康被害がほとんどないという結果になりました。
コンビニ弁当は体に悪いとか言いますが、たばこやコーヒーの方がよっぽど悪いんですね。但し人によってはアレルギーを起こすこともあるので注意しましょう。
私はひじきをよく食べますね。イギリス政府は、ひじきを食べないように勧告を出してるっていうのが意外でした。コーヒーも大好きです。仕事中に飲むコーヒーは上手いんです。これは、やめれないな。
損失余命の短所
そもそも人間は何を食べても少なからず食品の中に毒素やばい菌は入ってると思っていいでしょう。なので損失余命についてのデータも参考程度に考えておけばいいと思います。
実際問題日本人の平均寿命は延びています。これからも医療が進歩し続ける限り伸びていくと思われます。これが現実なので、過度に損失余命に敏感にならなくてもいいと思います。
食品に対する、こういう考え方もあります。
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動画の中に私が食べるものが結構あります。キムチ、明太子、トマト、ポテトチップスはしばしば食べます。ポテチは発がん性物質が多いんですね。ぞっとします。ちょっと中年になってきたんで控えたいと思います。
そして適度な運動ですね。腹筋はたまにしてるんですが、ほかの筋トレと、ランニングさぼらずに続けたいと思います。
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