2017年ノーベル文学賞を受賞したカズオ・イシグロさんは1955年に長崎県長崎市で生まれました。
5歳の時に渡英して以来イギリスで生活されています。
日本語はしゃべれないそうです。年齢は57歳ですね。
皇太子徳仁親王と同じ年ですね。
安保闘争やジャイアント馬場やアントニオ猪木がデビューした年でもあります。
昭和の町に活気があった時ですね。夕飯に家族でテーブルを囲んでプロ野球を見てた。
なつかしい昭和の時代です。
学歴は国立ケント大学卒業後国立イースト・アングリア大学大学院創作学科を卒業しました。
ケント大学の英文学部は全英3位のランキングだそうです。
日本でいうと大阪大学や名古屋大学といったところでしょうか。
優秀ですね。イースト・アングリア大学大学院は研究評価は全英10位だそうです。
大学院卒業ということは修士号を取得していると考えられます。当初はミュージシャンを目指してたそうです。
詩を書くのも上手なんでしょうね。途中で作家に方向転換したんですね (*^^*)。
結婚は?勲章をもらってるの?
1986年にイギリス人ローナ・アン・マクドゥーガルさんと結婚したそうです。
結婚の4年前1982年に書いた『遠い山なみの光』で王立文学協会賞を受賞しました。
日本の芥川賞みたいなものでしょうか?27歳で受賞は凄いことですよ。
まあ若いころから優れた才能を発起してきた作家ですね。
その後1995年に大英帝国勲章(オフィサー・4番目のランクだそうです)を受章しました。
受賞者には盛田昭夫氏(ソニー会長)、野田秀樹氏(演出家)ベッカム等多数います。
角界で優秀な業績を上げた人に授与されるんですね。あとフランス芸術文化勲章も受賞してます。
北野武映画監督や芸術家の岡本太郎氏等が受賞してるやつですね。
イギリスやフランスの勲章は権威を感じます。歴史があるでしょうから。
おすすめ作品3選?
第一は、「わたしを離さないで」です。
綾瀬はるかさんが主演でテレビドラマにもなりました。
私は大好きです。綾瀬はるかさんのファンだからというのもあるんですが。
小説も読みやすく、ドラマを見ていたのでシーンをイメージしやすかったです。
第2は「遠い山なみの光」です。過去をフラッシュバックする展開が面白いと思いました。
第3は「日の名残り」です。読んだことはないですが、イギリスの芥川賞であるブッカー賞を受賞した作品なので。
これがなければノーベル文学賞は取れなかったと思います。
第4は、「忘れられた巨人」です。
竜と騎士が出てくるファンタジー小説です。
ファイナルファンタジーやドラクエ大好きなので読んでみたい作品1位です。
第5位は、「私が孤児だった頃」です。
大人の主人公が過去の自分のルーツを探る旅に出ます。
まるで日系イギリス人の自分のルーツを探す自分と重ね合わせたのかも知れません。
おすすめ動画他感想
カズオ・イシグロの作品をみると感じるのは、「自分とは何者であるか?」への問いかけが彼の小説のテーマの一つだと感じます。
人間には常に善人の自分と悪人の自分がいます。
善人と悪人が共存する人格を上手に表現しています。
コメントを残す